看護師の年収
女性が持っている資格において、その平均年収を見てみると、看護師はトップクラスの年収を誇る職業となっています。
2008年(平成20年)現在において、看護師の平均収入は475万円と言われています。
この看護師の平均年収には、月々のお給料の他に、ボーナスも含まれています。
また看護師の平均月収は32.2万円で、ボーナスは100万円前後とされています。
そしてさらに看護師の年収は、ここ数年はずっと一定の安定した水準を保っていて、また年齢を重ねるにつれて年収も高額になっていく職業の1つとなっています。
さらに看護師は、最近では男性の看護師も増えてきています。
看護師という職業は、職業全体の中でも珍しく、一般的には女性より男性の方が同じ仕事内容でも高額の年収となるのですが、男性より女性の方が平均給与の高い職業となっている、数少ない一つです。
これは、男性看護師の数が少なく、現状としては男性看護師が増加してきている過程にあるからということも影響しているのですが、最も影響しているのは、男性看護師でまだ看護師長などの管理職にまでなる方が少ないという現状です。
このように、看護師という仕事は女性の給与という面では、どちらかと言えば恵まれている職業と言えるのかもしれません。
しかし、実際に看護師の方は自分のもらっている給与に満足しているのでしょうか。
看護師は転職の多い職業の1つと言われていますが、ある企業が転職を希望している看護師に、転職したい理由と転職先に求める条件をアンケートしたところ、次のような結果となりました。
まず転職したい理由ですが、全体の約40%以上の看護師が、転職したい理由として給与をあげたいと回答しました。
つまり、現状の給与には満足できないということです。
続いて2番目に多かった回答が今の職場にやりがいを感じない、3番目に多かった回答が勤務先の施設タイプを変えたいという、やりがいを求めるような回答となっていました。
つまり看護師という仕事にやりがいを求めてはいるものの、圧倒的に現状の給与には満足できていないということです。
そしてまた、転職先に求める条件は何かというアンケートの方では、断トツで多かったのが、給与の条件がよいことでした。
回答者の80%以上が、まずは給与にこだわって転職先を決めると回答しています。
勤務先に求める条件に付いて求めることとしては続いて、休日の制度や勤務体系、職場の人間関係などがありました。
どちらの回答を見ても、いくら看護師の給料は平均以上だと言っても、満足できていないということがよくわかります。
これは、大きく分けると2つの理由が影響していると思われます。
まず1つ目は、なんといっても労働が大変だということです。
看護師は24時間制でそれを3シフトで回しているという病院や施設がほとんどです。
ですから、当然のように看護師には夜勤があります。
さらに、日中の仕事でも仕事量が多く、ほとんど立ち仕事だったり体力を使う仕事だったりするため、非常に体が疲れます。
疲れても休む時間はありません。
そしてその上、そんなに忙しいのに、命を扱う仕事ということでプレッシャーは強く、責任は重大なものがあります。
看護師は転職の多い職業であります。看護師求人原点回帰
努力次第でだれでも看護師になれます。看護師に向く人
転職が多い
看護師の1つのミスが患者さんの命を奪うことにもなりかねないのです。
こうした過酷な仕事内容に対し、その対価は見合っていないと皆さん考えていらっしゃるのです。
またもう1つの看護師の給与が低いといわれる所以は、病院で働く他の専門職と比較して、給与の年度増加率も低いし最終的には他の専門職に給与面で抜かされてしまうこともあるくらいだからです。
病院で働く他の専門職とは、臨床検査技師や理学療法士、薬剤師、作業療法士などです。
これらの職業よりも、看護師は、最初は高い給与となっています。
初任給の時点では他の医療食と比較して高くいられたとても、それはその時だけ。
長年勤めるにつれて、臨床検査技師や理学療法士、薬剤師や作業療法士に抜かされていくこととなります。
これは、病因側は看護師を長期にわたって雇用したいという希望があるからです。
看護師の仕事がやっと慣れてきたと思ったら退職もしくは転職されるということのないよう、年功制の給与体系となっているからです。
もちろん、医療機関によって給与体系は変わります。
ですから、看護師たちはより給与のよいほうへと希望して、転職が繰り返されていくということでしょう。